オルリスタットとビタミン欠乏症

肥満治療薬として使用されているオルリスタットは、脂肪を分解、吸収する作用があるリパーゼ酵素の働きを阻害することで、食事で摂取した脂肪分の30%を排出させるという効果があり、簡単にダイエットを成功させることができる成分です。

肥満解消効果が高い一方で、オルリスタットを服用しているとビタミン不足が起こり、疲れやすくなる、貧血、肌荒れといった症状や骨の代謝が正常に行われなくなるという副作用があります。

ビタミンには、大きく分けて水溶性と脂溶性のものがあります。脂溶性ビタミンは、油に溶けることで体に吸収される特徴があります。水溶性であるビタミンB群やCは体内で吸収できるので問題ありませんが、オルリスタットの服用によって体内で脂肪が吸収されずにそのまま排出されるので、脂溶性ビタミンである、ビタミンAやD、E、Kは、脂肪や便ととにも排出されるので体内で摂取することができません。

オルリスタットによって脂肪の吸収が抑制されると脂溶性ビタミンの吸収率が低下してしまい、ビタミン欠乏症を引き起こすことがあります。そのため、オルリスタットを服用する場合は、脂溶性ビタミンの不足を補うためにビタミン剤も同時に摂取してください。ビタミン剤を同時に摂ることで、便で排出される量以上のビタミン類を摂取できるため、ビタミン欠乏症といった副作用を防ぐことができます。

オルリスタットを服用することで食事に含まれる脂肪の摂取を抑制できるため、効果的に体重管理がしやすくなりますが、ビタミン不足が起こってしまうと体に大きく影響してしまいます。キレイに痩せたいという方は、不足してしまう脂溶性ビタミンのビタミンAやD、E、Kは必ず補いましょう。

オーリスタットの効果はこちらより